スニーカーに重曹使ったら失敗したからカスタムした話

重曹って実はめっちゃ便利なのご存じですか？キッチンはもちろん、浴室からトイレと家庭のあらゆる掃除シーンに使えて洗浄効果もバツグン。
で、実はスニーカーにも使える超万能アイテムで、嫌なニオイをとるのに好適なんですよ。

やり方さえ間違えなければ。

重曹を使ってスニーカーの臭いを取る方法は3つ。
①重曹を水に溶かし、スプレーボトルで靴の中に吹きかける。
②通気性の良い袋に重曹を入れ、靴の中にしのばせて放置。
③重曹を溶かした水の中につけ置きする。

素材によって、これらの方法から適したものを選ぶのが定石なんですが、そんなこと一切考えずに④「スニーカーに重曹をぶちまける」っていう方法を編み出した結果がコチラです。

改めて重曹パワーってスゴいなって。スエードレザーがこんな錆び付いた感じの風合いになること、そうそう無いと思うんですけど見事やってやりました。
※そもそもレザーに重曹がよくないらしいです

こんな見るも無惨な姿になっちゃったら捨てる人が多いと思うんですが、めちゃめちゃ気に入ってたのでカスタムすることに。

スニーカーカスタム界では著名な「Angelus Paint」。ちなみに、アメリカの本家サイトから買えば30ドル(約3600円)程度で、日本の代理店から同じ物を買おうとすると1万円ほど。価格差が激しいのでアメリカから輸入しました。

それで塗ったのがコチラ。

ガサガサした箇所を黒で塗りつぶしたことで、質感を誤魔化すことができました。

ちなみに塗る手順は簡単で、
①専用洗剤でスニーカーを洗う
②スニーカーを乾かし、DEGLAZERを使ってさらに汚れをとる(アセトンで代用可)
③自由にペイントする
④フィニッシャーで後処理
と、いった具合で完成。

図工の授業で間違えて半田ごてで手を焼いたほど超絶不器用マンの自分でも出来たので、道具さえ揃えればきっと誰にでもカスタムできます。

もし、いつものスニーカーに飽きちゃったり、こんな風にボロボロになっちゃったりしたら、オリジナリティある一足に塗ってみてはいかがでしょう。

買った意味